総合優勝、身長優勝  天崎吉晴

  数年前に下見した石倉-本石倉の中間を、チャレンジ気分でやってみることにしました(今年はシリーズポイント無縁だし)。懸念は最低気温1℃にくわえ♪雪が夜更けすぎに雨へと変わるだろうというツライ天気予報、加えて私事ですが数日前から腰痛前線が発達中。同じ位心配だったのが海岸の状態でしたが、幸いゴロタ石が混じったあずましい浜が残っていました。しかし屈んでイカゴロ付ける姿勢がつらい。1時間経っても魚信がないのはもっとツライ。移動を考え偵察して0時頃戻ってくると、中投の竿に45センチほどのカジカがゴロを居食いしてました。ちょっと復活、でも相変わらず魚信は少ない。1時すぎに竿先がもぞもぞ動き、これもゴロを丸呑みしたカジカが上がってきて、よし47センチ級。でも魚さん達今日はヤル気がないのかぜんぜん引かず、竿を煽るまでわからないし、魚影自体もあまり濃くない。そして予報どおり雨。2時頃ここに見切りをつけ砂浜を50メートルほど移動(あとで思うとこれが腰にトドメを刺した)。再び出した竿のカツオにリリースサイズながらタカノハ(人生初の出会いでちょっと嬉しい)。夜明け頃にやっとカジカを追加しやっと4本め、遠投は不発で以後入れ替えるような魚に出会えず納竿しました。雨でぬかるむ帰路がさらに腰にツライ。
  計量中は皆さん大物を次々出してくるし、この時点でもまだ優勝と思ってませんでした。それが身長1位までダブルで頂いてしまい、久々にポッと参加したので申し訳ない、いや素直に喜びましょう。ちなみに納竿会のお蔭でこのあと温泉に浸かり、腰の張りは大分復活、遊楽亭がいつにも増して有り難く感じました。いまいち開拓しきれなかったのと体調管理に反省を残しつつ、無欲で来た身に幾つものお恵みを頂き、深く感謝。(狙った時にもこの位釣れるといいのですが。)